? 掃引周波数 掃引周波数の測定方法として、スペクトラムアナライザを使う方法が簡単であるが、測定器は高価である。図1で示したようにスペクトラムアナライザを接続して直読することが可能である。測定データの一例を図5−7に示す。この他、空洞周波形を使用して計測する方法がある。 図5−9:空洞周波数計によるディップの計測
(オッシロスコープの波形) 測定装置の接続図を図5−8に示す。空洞周波数計は吸収形であるので受信検波形をオッシロスコープで観測すると掃引周波数の範囲に空洞周波数計の目盛があれは観測波形の中にディップ(落ちこみ)が観察される。このディップは空洞周波数計の目盛の操作とともに左右に移動するので移動幅の両端の周波数の目盛を読み取れば掃引周波数範囲が測定できる。 この方法で測定するときには、ビデオアンプの利得が高すぎて、波形が飽和している場合にはわかりにくく、また利得が低いと観察しにくいので良く調整することが必要である。
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